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お見合い(*≧m≦*)
誰と誰のお見合いなのかは後ほど。。。

9月14日

前夜長女からメールが届いた
「母さん ずっと下痢が続いているの
食べるとお腹が痛くなってすぐトイレに駆け込む状態~~
明日病院に行ってくるよ」
今度は長女か。。。 
式の心労か食べすぎか(*≧m≦*)次女も8月に同じ症状で点滴治療を受けた
『その方が安心だね 明日母さんも病院に付き合うからね』と返信して寝た

翌朝 やば!っと思い出したことが一つ
今日は夫の実家訪問の日だった(>▽<;;
忘れるなんてやっぱり薄情な嫁 爆))))))
どちらもキャンセル出来ない以上時間帯をずらすしかない
義母さんには申し訳ないけれど早朝訪問+時間短縮

8時 かなり早い時間帯に夫の実家へ向かった
案の定 義父母 朝ごはん前だった(*≧m≦*)
義母さん ベッドの淵に座っていたけれど様子がいつもと違う
『具合悪かったの?』と聞くと昨日病院で点滴を受けてきたと言う
腹部が張った感じがあり受診して点滴+浣腸+点滴で5時間
そりゃ疲れるわけだ で。。。今日の調子はどう?
「眠れなくて体がだるい」と言う割にはよく喋る
この様子なら未だ大丈夫そうだ とにかく今義母まで入院になったら困る
先ずは栄養を付けてもらって元気になってもらわなきゃ

二人の食事の間 コーヒーを飲みながら 『実は今長女が…』と話し出す
「そりゃ大変だ 早く病院へ行ってやれ」と義父 
お言葉に甘えて一時間弱の滞在で病院へ

この話 姉が聞いたらまた笑われそうだ
「YUKIは妊婦に付き合って毎月検診にくっついて行ってるの?!
変わった親子だね。それに完全に過保護だ」と言われ続けてるし~~爆))))))
良いの 良いの 

予約受診じゃないから待たされるかと思ったらそうでもなかった
診察もあっと言う間に終わって胎児には影響なし 整腸剤で済んだ

「夕べから殆ど食べてないからお腹すいた~~」と娘
仕方がない 粥でも作ってやるか

長女の場合 精神的な物も結構ある
ここは余り神経質にならぬよう言い聞かせた
多めに作った粥 少ししか余っていない よっぽどお腹が空いていたんだ(*≧m≦*)
「お腹痛くなるから夜寝れないんだよ~」と娘
あれま。。。誰かさんと一緒じゃん(*≧m≦*)
『母さんはこれからばあばの病院に行くから暫く寝ていったら?』
夕食の下準備をしながらこんな話をしていたら次女からメール
長女が居ると知らせるとすっ飛んできた♪

「母さん 私もばあばに会いに行く」と言う次女に
『それより家に居て翔と迅といてあげてくれないかな
これも立派な役目だよ 都合の良い時間になったら帰って良いから』
結局二人の妊婦は私が病院から帰った五時まで家に居たけど爆))))))

介護病階に移って二日目
前日は入浴の疲れで大人しかった母 今日の様子はどうかな?
看護師監視下の病室に入って行くとヘルパーさんが車椅子の調整をしていた
「おばあちゃん談話室で食事会に参加しています」と若いお兄さんヘルパー
3階は本当にヘルパーの年齢層が若い 
その分未熟な点もあるだろうけど返って仕事慣れがないように思える

そっと覗く 丁度母は私からよく見えるテーブルに座っていた
何やら笑いながらヘルパーさんと話している 
母さん ちゃんと団体生活に溶け込んでいるじゃん 良かった
昨日母の性格を伝えたヘルパーさんが近寄ってきた
「おばあちゃん 今日は結構社交的に話してくれるんですよ」と様子を教えてくれた
「どうぞ中に」って言うヘルパーさん もう暫く母の様子をそっと見ていたかった

母さん この調子でここの生活過せそうかな
そうしたら私は卒業 今までのように毎日は来ないよ
そんな事を思いながら母を見ていた
母はヘルパーさんを交えテーブルの真向かいの誰かと一生懸命話している 
お友達が出来たのかな?

視線を感じたのか 偶然か ひょいっとこっちを見た母
あれ?って顔してる(*≧m≦*) どうしてここに?って顔に見える
バレたら仕方ない。。。テーブルに近寄って行った

『母さん楽しそうに話していたね』って真向かいのお年寄りの顔を見ると。。。
あれま。。。『叔母ちゃんじゃん!!!』思わず大声
母が一生懸命話しかけていた御仁は何と母の姉 私の叔母だった
タイトルのお見合いってこの二人の事(*^_^*)
叔母の病室に訪れる度ベッドに寝たきり状態だったから
起き上がっている叔母の姿を見るのは本当に何年振りだろう
少し年の離れた姉妹がテーブルを挟んで座っている 嬉しくなるのは私だけではないはず
早速カメラ。。。とバッグを探したが運悪く今日に限って忘れてきちゃった(TmT)
仕方がない 画素が悪いけれど携帯でパチリ
お見合い(*≧m≦*)_d0064859_1047976.jpg

それを添付して従姉のM姉さんに送った 叔母ちゃん良い顔してる

お食事会って何が出るのかと思って皿を見ると 干し葡萄・クッキーとおせんべいだった
それとコーヒー牛乳
他の人は殆ど食べ終えているのに母は牛乳を少し飲んだだけでお菓子は手付かず
「私はいらないから姉さん食べて」って皿を叔母の前に渡した
叔母はクッキーを一つ取って丸ごと口に入れた
慌ててヘルパーさんが口から取り出す まさか丸ごと入れるとは思っていなかったようだ
「おばあちゃんはこのお菓子は危険だからゼリーにしようね」って
昔から何でもよく食べた叔母 
その食欲は相変わらずだ 少し母に分けてもらいたいわ(*≧m≦*)

長時間車椅子に座っていられない叔母は一番先に部屋に戻って行った
一人一人と部屋に戻っていく
こうして日に30分 状態によっては1時間位過し 後はベッド生活になるんだろうな
母にとってはやはり短時間過ぎる気がした

「みんな薄情だね さよならも言わないで家に帰って行ったよ」と母(*≧m≦*)
毎日何かしらとんでもないことを言って笑わせてくれる

「トイレに行きたいんだよ」と母
久しぶりに自分から尿意があることを伝えてくれた
さて。。。3階はまだ探索不足で車椅子ごと入れるトイレを見つけていない
ナース室に飛んで行ってヘルパーさんを呼んだ
談話室奥を更に進むとそこにカーテンで仕切ったトイレがある
さすが熟練したヘルパーさん 
見事にあの扱い辛いつなぎパジャマを脱がせて便座に座らせる
「済んだらナースコールしてください 直ぐに来ますから」

母を含め多くのお年よりは通常テープ式の紙おむつの上に
フラットシートを敷きその上に更に尿取りパットを敷く
つまり3種類のオムツ関連用品が必要になる
その都度オムツを交換するより安価だと言うが結構出費も大変だ

尿取りパットを見ると既に排泄された後だった 遅かったか
少し便も付いている
2階のトイレはウォッシュレットタイプだったけれどここは違う
尻拭きシートがないから取りに行こうとしたらヘルパーさん保温された布をくれた
「この布はここに常備あるので使ってください」
見ると洗面台の下には炊飯器 その中に保温された布がおしぼりの様に入っていた
なるほど。。。良い事を聞いた

拭けども拭けども便は布に付いてくる まだ出たりないのだろう
四枚程その布を使って。。。終了
ナースコールを押した
「じゃあオムツ付けますね」
とやっぱり今度も手際よくあの厄介な三枚のオムツ一式を付けていく
立ったままの状態の時はああやって付けるんだ 大変参考になった

「ご厄介かけて申し訳ありませんね」と母
「おばあちゃん 気を使わないでね これが私の仕事なんだから」とヘルパーさん
その言葉に感謝した

部屋に戻ってことわざカルタ
四時半 帰る時間だ。。さて今日の母には『明日またね』とは言ってはいけない気がした
『母さん夕食の支度してくるね』と言うと「台所に行くのかい?」と聞いた
そして「じゃあ バッグはここに置いておきな」と私のバッグの紐を握った
一瞬 嘘だと分かったのかと思ったがそうではない様子
『買い物してこなきゃならないからバッグ頂戴』「豆腐でも出しときゃ良いのさ」と母
『その豆腐も買ってこないとないのよ 直ぐ買って戻るからね』
「寄り道しないで直ぐ帰っておいでよ」 ハイハイ(*^_^*)
病室を出ると大声で母「YUKI~~」と呼ぶ
無視して行こうか迷って再び戻る 『何よ』って言うと「すぐ戻って来るんだよ」
そっか。。。抱きしめるの忘れてた(*≧m≦*)
こりゃ まだまだ病院通い続きそうだわ
by r-petal | 2006-09-15 10:48
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