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都会の火葬事情
享年56歳の故人と残された遺族を語るのは辛いので
あえて別の視点から葬儀について綴った

今年夏に神葬儀に初参列したが昨日の葬儀も初宗派、天台宗だった
経は声明(しょうみょう)、初めて耳にした節の経だった

東京は通夜が重視されていると聞いていたが私達は葬儀に参列
早朝6時近く、親族6人で練馬区に向った
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十分時間の余裕を持って出掛けたので斎場には早目に着いた

坊様は葬儀から火葬、精進落としまで1日中遺族に寄り添っている感じで
もしかしたら田舎の坊様より坊様らしい接し方だったかもしれない
多分これは檀家数の違いが大いに関係するだろう
例えば総合病院に勤務する医師とそう忙しくない町医者の様に・・・
今回は宗派云々より都会とこちらの火葬の違いを目の当りにした

火葬場では驚くことばかり、先ず公営と民営の2種があり
民営では一般火葬室とカーテンで閉ざされた特別火葬室がある

これに関して都会の火葬事情を検索してみると
新幹線で大阪行くのに自由席か指定席かグリーン席を選ぶのかとあった
色々事情もあるだろうが何か虚しい
まぁ戒名の違いでランク付けされるのも如何なものかと思うが

確かに自由席と言われる大部屋は私達遺族一同の直ぐ隣でも
その一つ隔てた炉の前でも同時進行で火葬が行われ
最後の別れを惜しむというより次から次へと時間の空間

火葬時間も1時間弱と短い
骨あげの放送が入った時、早過ぎる時間に信州組は思わず顔を見合わせた

しかも炉から出された遺骨は職員があれよあれよと言う間に
壷に収められる骨とそうでない骨に分け
2人の職員が残った遺灰を箒で掃き、次の故人の為の準備を始めた

主だった遺骨は同室の片隅に運ばれ簡単な説明の後遺族で骨あげが行なわれた
本当に時間の空間 
更に驚いたのは職員は遺骨を素手で納めた事
熱い骨は急激に冷やされたのではないかと思った位だ

1日の葬儀数の違いから都会ではこれが当たり前の事なのだろうが
我が地では炉からそのままの状態で別室に移動し
白手袋をはめた職員が丁寧に丁寧に扱ってくれる

私は都会のこのスピードには付いていけない
やはり田舎の葬儀を望みたいところだ

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上京は急な出来事だったけれど以下は先月から計画されていた事
明日、新潟県へ1泊2日のプチ旅行に出掛けます
今回はお馴染みの車中泊なので翔&迅も一緒(*^_^*)

宿泊場所はその日に長野県に戻り恒例になった道の駅の駐車場
当地の深山(みやま)温泉を楽しんできます
何やら鉄の成分を含んだ湯の色は茶色を帯びているとか…

明日はゆったりのんびりふるさと情緒・・・になれば良いけど
by r-petal | 2008-11-01 16:15
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