恒例の夏季文化講座
恒例と言っても私の受講は二度目(笑)
毎年この時期、母が眠る菩提寺で行なわれる無料講座は
私たちが結婚した頃から開始され今年で26回目だそうだ

因みに去年の講師はチベット声楽家のバイマーヤンジンさんだった
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「どうぞ夏季文化講座の際には、
侍従(父親)を伴ってご光臨されますように」
とメル友の坊様が誘ってくださったので昨日は侍従を伴った(笑)
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10時からの講演より大分時間前に到着したので先ずは父と墓参り
そして会場の洗心閣、脇庭で抹茶と羊羹を頂いた
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今年の講師は地元伊那谷出身の後藤俊夫映画監督
演題は「ふるさとへの思い」
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同時に監督最新作の「Beauty うつくしいもの」が上映された

物語は昭和10年長野県伊那路村
半次(片岡孝太郎)雪夫(片岡愛之助)歌子(麻生久美子)
3人の幼馴染が村歌舞伎と戦争を通してどう生き抜いたか
監督の根底には反戦の意図も込められているが
老いて外見は変わり果てても内から湧き出す美がある事を
そして薄れつつある大事な文化を後世に残すべきだと訴えていた

映画の舞台となっているのは、南信州の伊那谷
私が住む地でありながらその美しさをつい軽視したり忘れがちになっていた
監督の様に私も一度はこの地を離れてみる事が大事なのかもしれない
な~んて…今はムリムリ(* ̄m ̄)
でももしかしたらそんなチャンスが…♪

映画を見ながらふと、思い重なることが一瞬あった

女形を演じる半次と雪夫は舞台ではいつも一緒だった
そんな2人を舞台の袖から見守る歌子
彼女は雪夫といつも一緒に居られる半次を羨ましく見つめていた
勿論雪夫も歌子を慕いながら結局戦地へ旅立ってしまう
半次は自分の存在をどう思っていたのだろう

母の死期が迫って来た時、母の人生を思った
もし晩年の母の側に私がいなかったら、母は私ではなく父を頼り
もしかしたら全く違った夫婦仲ではなかったのだろうか
半次と雪夫が私と母であったように
舞台袖の歌子は父ではなかったのだろうか

もう過ぎさった事だから今となってはどうにもならないけれど
現実として言えるのは
母が先立ったからこそ父親とこんな時間が持てたのだと思う
もし逆だったら
私は一度として父親に情の欠片も抱く事無く別れていただろう

講演の後父親と一緒に買い物をし一緒に昼飯を食べ家路に着いた

「何だ 食べるもの食べたら帰るのか…」
私は帰ってからも色々忙しいの! じゃあね(* ̄m ̄) 
私ってホンと優しい娘だわ(笑)
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by r-petal | 2008-07-28 09:28
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