ピース6歳の誕生日と苦い思い出
実家で父と暮らしているピースが25日に誕生日を迎えた
ピースが母の元に来たのは6年前の秋、10月27日
生後2ヶ月の時だった 
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その年の夏、私も癌の摘出と再建手術を受け
病み人にとって精神的ケアが如何に大事か身を持って体験した 
その気持ちが子犬を母に託すきっかけになった
ピースが母の心のより所になってくれれば・・・・

所が母にとって子犬の世話は余りにも荷が重すぎて
返って父や母を困らせる結果になってしまった
家中におしっこはする、ウンチはする、寂しくて夜鳴きはする・・・
室内で子犬を育てる大変さを全く知らなかった未経験からの大失敗だった

購入して2日後 ピースは我が家で預かることになった
室内でトイレが出来るように我が家でハウストレーニングが始まった
偉そうに言っても私も室内犬は初めての事
ネットや本を読みあさって久しぶりの子育てに夢中になった

昼間は極力母とピースが過ごせるようにして夕方我家に連れて帰る日課が続く
始めの頃は恐々ピースと接していた母も
私がピースを連れて帰るのを悲しむようになるほどその存在が大きくなってきた
「いつピースと暮らせるの?」母から頻繁にこう聞かれるようになった
まだ完全にハウストレーニングは済んでいなかったけれど
もうピースは母の元に戻す時期かもしれない
2001年12月5日 我家からピースはいなくなった

喜ぶ母と裏腹に私の孤独が一気に増した思いだった
心のより所が欲しかったのは母だけではない 
私だって欲しかった事に気付いた
乳癌手術を受けて4ヶ月後、精神的にまだ立ち直れていない時期だった

夫は私のそんな姿を見かねてブリーダーから生後間もない子犬を見つけてきてくれた
ブラックタンの母親とレッドの父親から産まれた子犬が二匹
私は一目見て人懐こいレッドの子犬を選んだ それが翔との出会いだった
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3年後に翔の弟犬、迅も家族になってYUKI家はすっかり犬屋敷になった(笑)
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毎年8月25日はピースの誕生日 別に珍しい事ではないけれど
去年からこの日は私にとって苦い思い出の日になった

父さんはこの日を境に妻は自宅から病院での生活が始まった日と記憶しているが
私は父が母の在宅介護を放棄した日と自分に言い聞かせ続けてきた

1年前の昼時、その日もここ数日の様に暑かった
閉切った部屋、失禁で背中まで汗と尿でびしょ濡れで横たわっている母を見た時の驚き
殆ど意識がなく脱水症状を起していた母を抱き上げた時の悔しさ
電話で駆け着けてくれたヘルパーさんと二人で母の着替えを済ませた時
一気に湧いた父への怒り
救急車で病院に運ばれる道々高熱でうなされている母の顔を見つめ思った 
もう父には母を任せてはおけない!と
*********
母さん、安心してね
父さんへの怒りは徐々に鎮火しつつあるから
文句を言いつつ、口喧嘩をしつつだけれど親父とは上手くやっていくから
ちょっとね・・・普段忘れかけていたのにこの日だけ湧いた思い
来年のピースの誕生日にはもっと苦い思いは薄れているはず・・・

余談だけど・・・3ワンの小さい頃って可愛い過ぎ(*≧m≦*)
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by r-petal | 2007-08-27 07:56 | Comments(0)
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