キャンドルの灯火で・・・
盆前、義母が居間で転んで左顔面が青あざになる出来事があった
かかりつけの病院で受診し、昨日脳外科で3D:CTスキャンの検査を受けた
3D:CTスキャンとは最近になって開発された特殊なスキャンで
造影剤を併用すると3次元的に血管の画像が撮れるもので
それは鮮明に血管を見る事が出来る

予約時間の30分前に私が脳外科外来に着いた時には義父母の姿はなかった
玄関前に義父の車が駐車されていたので
受付で尋ねてみると既に放射線科に向かったと言われた

廊下に二人の姿が見えたので近づいて行くと
義母さんが私の顔を見るなり腰を浮かせて腕にしがみ付いてきた
今まで人一倍豊富な病歴と入院歴を持っている義母、
でもかつて一度も手術経験がない、怖いのだろう

私が嫁いだ頃は強い姑だった 
一部父と似通った性格や実母と比べて、どうしても好きになれなかった
その義母もいつしか私を頼り、気弱い姑に変わった

私にはもう世話する母はいなくなってしまった
同等に愛情は注げないだろうが義理とは言え母親には違いない
労わってあげねばな・・・笑顔で義母の手を握り返した

検査は20分程度で終わりその結果をコンピューターが処理するまでの1時間半
地下の食堂で義父母と3人で昼食で時間をつぶした

1:30pm 脳外科外来で検査結果を聞いた
貼り出されていた画像を見て先ず頭蓋内の血管の鮮明さに驚いた
あのミリ程度の血管の様子がはっきりと映し出されている

脳外科医は義母の右脳に動脈瘤があるのを画像を示しながら説明した
血管の壁に風船のように膨れている状態で腫瘍ではなく、血管の袋と言った感じ

医師がこの風船が破裂した場合の事を義父母の前で言わなかった事に感謝した
くも膜下出血・・・病名を告げたら二人ともひっくり返るだろう

否、もしかしたら現段階では未だその危険性まで達していないのかもしれない
いずれにしても母同様、脳に爆弾を抱えているには違いない

手術の合併症は勿論ある、
義母の場合左麻痺または左半身不随の危険性も高いと言われた
現段階で右半身に不自由がある義母が仮に左半身まで不自由になったら・・・
死より辛い結果になる

医師に動脈瘤がいずれ破裂する危険性と
手術の危険性のどちらが高いのか尋ねたが明解な答えはもらえなかった

義父母は手術は望んでいないようだったのでこのまま経過観察の選択肢を選んだ
手術ばかりが治療法ではない 
痛みや精神的な苦痛を味わうよりも余生を如何に病気と上手に付き合うか
私も義父母の選択は正しいと思った

新たな服用薬はなし 
半年に1度、今回と同じCTスキャンで動脈瘤の経過観察を続ける事に決まった

夜 いつもより夫の帰宅時間が遅かったので
先に入浴を済ませて夕食準備に取り掛かった

帰宅した夫の腕の中には大きな包みがあった
開いてみると回転式写真収納ボックス (*≧m≦*) 
そして小さなグラスキャンドルが2つ入っていた
これらは私の誕生日祝いのプレゼント

もう一つお湯割にも使えるグラスを2客 
これは義母さんの付き添いをした礼の気持ちだろう

電気を消しそのキャンドルだけの明るさで食事を始めた
d0064859_17145417.jpg

大事に取っておいた城戸ワインで乾杯し
今日1日の報告を済ませ・・・電気を点けた
やっぱりキャンドルの灯りだけでは暗過ぎて食べ辛かった 爆))))))
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by r-petal | 2007-08-21 17:22
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