母さんの生命力
一昨日母さんの病院近くのパソコン修理店を訪れた
平成14年に買った私にとっては思い出深き二代目のノートパソコンの修理依頼

一昨年デスクトップを購入してから殆ど使用回数は減ってしまったけれど
このVAIOは自宅以外の場所で大活躍だった 
キーボードの文字は擦れてしまったり二度ほど修理に出した事があったが愛着がある 
何とか直したいと思ったが・・・

一部分解した所ハードディスクなどの心臓部分は健在だったが外部を同じPCと替え
内臓部分の一部を補修しなければ直らないと言われた 母さんと同じに思えた
勿論金額的問題もあったけれど、このVAIOはもう寿命なのだ 
もうこれ以上色々な手術をして更に酷使するより
静かにその時を迎えさせてやりたい気持ちになった 

店主と相談して手頃な中古品が見つかるまでの間ノートを貸してくれる事になった
が・・・一部欠陥あり 記録をCDに焼付けできないときた(笑)
そこで登場したのがフラッシュメモリ
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外形寸法は僅かW65XD17XH8mmで質量:約15gと超小型なのに容量は1GB!恐るべし
ホームセンターで一番お安いフラッシュメモリを購入して翔&迅のストラップを付けた

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昏睡状態 経管栄養中止5日目 3階療養病棟29日目 発症から78日目

4月24日(火曜日) 
母さん、夫の実家から父さんにお酒をあげて欲しいって昼前におじいさんが届けてくれたよ
明日父さんが取りに来るまで母さんの部屋の隅に置かせてね 

誰も父さんの事なんか気にもしないと思ったけれど義父母も立場は父さんと同じだ
後3人…みんなが長生きすれば私の体力が保つか不安だけれど
母さんは一番だった!残りの3人は平等に…(笑)
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1:30pm 昨日と変わりなくは母さんは寝ていた 
口を半分開け時々いびきと大あくびを繰り返しながら・・・・
正確に言えば開眼は一度だけあった 3時のおむつ替えの時
体を横向きにされた事で意思とは反した行動だったが・・・

驚いたことに酸素吸入器の数値が更に下がって今日は1リットル 
この調子だと自力呼吸が出来て酸素マスクも要らなくなるかもしれない
 
昨日の午後からモニターも外され
意識レベルは一つ下がった状態での安定期といった所だろうか

母さんはここに入所になる前にT病院に6日間入院していたが
その病院には救急車で運ばれた
高熱と脱水状態で寝返りすら出来なかったのに翌日には殆ど回復した 
その姿を見た時、母さんはもしかしたら私より生命力があるかもしれないと思った
今も同じ思いだ 
あの強い痙攣状態に加えてまだ食事らしい食事が与えられない状況下で
変わらずしっかりと呼吸し続けている

娘たちが孫を連れて母に会いに来てくれた 
母さんはこの子らからエネルギーをもらっているのかな?ふとそんな風に思えた
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母の病室は二人部屋
今までは母さん一人だったが昨日の晩に誰かおばあちゃんが移動になったよと
姉さんが言っていたが、顔を見たらKおばあちゃんだった 

昨年10月26日から母さんが脳梗塞発症までの約3ヶ月間
母さんと同室で毎日声をかけていた 
母さんとは違い大人しくて1日中テレビを見ていたっけ

そう言えばこのおばあちゃんの見舞い人と一度も会ったことがなかった
ベッド脇には洗濯ネットがいつも吊るされていて
全て病院管理になっていたけれどその洗濯ネットと一緒に移動されて来たのだね 

『Kさん、お久しぶり』あの笑顔は返って来なかった
2日前から食事が取れなくなりここへ移動されてきたらしい 
元気に過ごしていても急変するのが療養病棟だ 母さんも同じだった

3時のおむつ替えもいつも通りに看護師がパットを替えてくれた後
母さんの尾骨周りと尻を拭いた

4時 母さんと年子の伯母から突然電話が来た 
伯母も腰の治療中で病院通いをしているが待ち時間の間ウトウトとしたらしい 
その間に母さんの夢を見たという 
元気でしゃべってイナゴを採って来たと伯母に会いに行ったそうだ 
嬉しい夢だが返って何か起きたのでは?と心配になったようだ
「けさは変わりないかい?」と心配してくれた ありがたいことだ

5時少し前 婦長が来た 
「赤い顔しているから血圧上昇があるかと心配したけれどそうじゃないみたいね 
水分量は今日500ml、点滴1本分しかないけれどどうする?
明日から経管栄養を少し入れる?」暫く考えたがもう少し延ばしてもらった
 
父さんにはこの事を知らせなかった
「お前に任せるから・・・」その言葉はもう聞きたくなかった
誰かが終止符を打ってあげなきゃ母さんは死に切れないだろう

5時痙攣止めのエビレナート入りの白湯200mlが母さんの鼻から入れられた
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by r-petal | 2007-04-25 08:39 | Comments(2)
Commented by 犬好きかあさん at 2007-04-25 21:36 x
冬音ちゃんは何を見て嬉しそうにしているのかな>^_^< 
お母様は お母様なりに 頑張って生きようとしているのですね。。。
そこの病院は2種類の病棟があっていいわね? 転院の必要がないので家族としては負担が少なくてすみますね!?
YUKIさんは頭の回転がいい人で感謝の気持ちも大きい人なんだわ。。。
と今更のように思いました

Commented by YUKI at 2007-04-26 09:38 x
【犬好きかあさん】
私の実家の市には現在医療と療養が揃った病院が2つありますが
夫の実家の市にはありません 
全国にもこの病院が増えて欲しいものです

この画像は母の病室ではなく1階外来病棟の談話室です
大きなソファーがあるので其処で二人はおむつ替えをしています(笑)
二人揃った写真撮影となると
翔悟はいつも寝ている時が多くて(*≧m≦*)

冬音は次女の顔を見て笑っている所ですよ
夜になり母親の姿が見えなくなると泣き出す事もあり
娘にとっては最高に幸せな瞬間ではないでしょうか
湯舟でのんびり出来ない時もありますが・・・(笑)
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