昏迷状態から昏睡へ
昨夜、帰宅した夫が冬音を抱いてキッチンに入ってきた時はビックリした
家の前で次女と到着が同時だったようだ
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一昨日は長女の息子を風呂に入れたのは私だったので
次女の娘の入浴は夫に譲った 
よくしたものだ これなら夫婦喧嘩にならない(笑)

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昏睡状態 経管栄養中止4日目 3階療養病棟28日目 発症から77日目

4月23日(月曜日) 
1:00pm 病室に入った時看護師二人で母さんの体位を変えていた
今日の担当看護師は二階病棟に居た医療看護師だった
昼から100mlの白湯を経管から入れていると報告してくれた

母さん、透明な目やにが酷いね これじゃあ母さんが目を明けたくても明けられない
いつでも開眼出来るよう拭いておかなきゃね
顔を拭いている時、中耳炎の持病がある左耳を拭いた 
先日綺麗に取ったのにまた色の濃い耳垢が一杯タオルに付着した
少し奥を拭くと耳垂れが出てきた

こんな状況下だけれど婦長に報告するため
洗面器に幾つも浮いた母さんのこげ茶色の耳垢を見せた
「こんな色の耳垢が出てくるんだ」婦長もFさんも驚いていた 
耳の奥はもっと酷い状態だろう
でももう耳鼻科診察をしてもらっても母さんが痛い思いをするだけだろう 
訪問診察を頼まなかった

3時少し過ぎた時担当看護師二人が病室に入ってきた
「これから体の洗浄とおむつ替えを一緒に行ないますので廊下でお待ちください」と言った
この8ヶ月間私は一度としてこんな言葉を言われた事がない ちょっとビックリした

『一緒に手伝いたいのでよろしくお願いします』今度は看護師が驚いた顔をした
私の言葉に驚いた看護師が体を支え 私は新米の看護師と一緒に体を拭いた
「手馴れていますね 長女さんですか?」一瞬意味が分からなかった
「娘さんですよね?長女さんですか?」同じ質問を繰り返した
確かに戸籍の紙切れ上では私は長女と記されている 
でも介助とそれが何の関係があるのだろう
『いいえ 次女です』長女だろうが次女だろうが出来る家族が行えば良い事だ 
私はその出来る立場の家族なのだから

4時 前日予約しておいた女医と婦長が病室に来て今後の治療方針の説明があった
昼に100mlの白湯を経管から入れて異状がなかったので夜から100mlの白湯と
飲み薬の痙攣止めバルプロ酸ナトリウム:エビレナートを入れる事になった
今回も女医からインフォームド・コンセントはなく自宅でネットから調べた

点滴は2本/1日から 日に1本に減らす 
状態が良ければ明日から朝100mlの白湯 
昼から200mlの白湯に移行し計500mlの水分補給
瞳孔は散大状態ではないが意識がなく昏睡状態だと言われた

4時半 婦長が再び部屋に入ってきた
院長からの伝達で
現点滴は水分補給と痙攣止めのアルビチアンを投与する為の物だったので
夜10時で外す事になった 更に白湯に経管栄養も検討中だと追加報告があった

帰り間際酸素量が5リットルから3リットルに下がった 母の酸素数値はほぼ100%
昏睡状態でも母さんはしっかり呼吸をしているのだ
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母さん、いよいよ旅立ちの時が近づいてきたのかな? 
今の母さんの状態なら苦しむ姿をみんなに見せずに逝けそうだね

私がどんなに母さんの側に居たくても
時間が来れば帰らなきゃならない家がある 

私がどんなに母さんを思い、涙したくても
家では笑顔で過さなきゃならない 
早くおうちへ帰ろう
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by r-petal | 2007-04-24 12:35 | Comments(2)
Commented by satsuki at 2007-04-24 23:08 x
yukiさん、
ブログを拝見し、
いつも、
涙してます。
(会った時はお互いに元気なのにね・・・)
何にもいえないけど、
何か(想いを)感じてます。
想いだけで、ごめんね。
けど、感じてます。。。

Commented by YUKI at 2007-04-25 09:06 x
【SATSUKI さん】
いつも閲覧ありがとう
思いを綴ってくれてありがとう

「けさよさんは幸せね」って言われる度思います
母さんと一緒に居られる私が幸せなんだと
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