母の食事
今朝夫が和歌山に向かった 出張から帰るのは明日の夜
私がひとりじゃ可哀相だと毎回娘達が孫を連れて泊まりに来てくれるが
今回は二人の夜のスケジュールが合わなくて二人一緒は無理だと言った
『母さんは別にひとりっきりじゃないから大丈夫 翔&迅も居るし』
ま。。。半分は強がりだけど本当にたまにはひとりっきりになりたい晩もある

「母さん、私のアパートでお昼を食べて病院に行きなよ」と次女
「母さんが病院から帰る少し前に実家に行って泊まるよ」と長女

今日1日は独身気分を味わおうと思っていたのに残念だわ(笑)
あ~~残念(*≧m≦*) 嘘よ。。。ありがとう我が娘達

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経管栄養21日目 3階療養病棟17日目 昏迷状態66日目

4月12日(木)
9時 夫の実家へ向かった 
居間に入ると義母はパジャマの上着を脱いで血圧を測っていた
午前中と午後のこの血圧測定はもう日課になっていて10年位続けられている
良かった。。。寝込んでいたんじゃなかったんだ

ここ最近義母の世話を義父に任せっきりになっていたので義父は機嫌が悪い
「おはよう」と声をかけても無視された
義父の性格はもう熟知しているけれど『このやろ~~』と心で呟く
今日は義母の為に来たのだからと私もそれ以上声をかけなかった

義母は機関銃の如く話始めた
昨日の検査の事 義父の不満 私はウンウンと相槌を打つだけ
こんな簡単な事で義母の気は晴れたのだろう

義父が買い物に出掛けて直ぐに私にこう言った
「YUKIさん もう病院に行ってお母さんの側に居てやって
YUKIさんが居ない間にもしもの事があったら私も悲しいから」

確かに3階に移ってから初めての全身痙攣で一時はもうダメかと思ったけれど
看護師の今朝の様子から母はもう少し小康状態が続きそうな気がするが
鉄は熱い内に打て。。。と言うが如く義母の気が変わらぬ内に退散(笑)
義母の言葉は正直嬉しかった

義母は私が来た時より元気になった 
私も着いた時より義母の身を案ずる気持ちを持てた

義母からもらった時間は無駄には出来ない
自宅に戻って今夜の夕食準備の下ごしらえと早昼を澄ませ
翔&迅の散歩を済ませて病院に向かった

ほら・・いつもより1時間も早く会いに来たのだから母さん褒めてやって(笑)

12:30pm 母さんは昼食中だった 
いつもよりスロースピードで昨日までより100ml少ないSA200mlと白湯が200ml
昨夜と今朝の2食が中止になっていたからさぞかし空腹かな?と思ったが
母さんは気難しい顔をして熟睡していた

『母さん・・・』私の呼びかけで薄目を明けた 
良かった 痙攣の影響でつんぼにはなっていないや
 
『母さんが全身痙攣を起こしてくれたお陰で今日は体拭き中止だよ』
ん?それって私の体拭きも拒否したって事? 母さんはへそまがりだ 
でも食休みが済んだら顔拭きだけはするからね 目ヤニが凄いよ 美人台無しだ

娘たちからメールが届いた 
あの二人、最近我が家を通り越して昼間はお互いのアパートを行き来している 
同じ年の子供を持ったお友達同士って所かな(笑)
「4人でばあばに会いに行っても大丈夫?」と聞いてきた 今日の様子なら勿論OKだ
母さん また賑やかくなったね
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母さんの食事がもう少しになった頃
首を右にピクっと微動する動作に気が付いた 
本当に微動だけど10分ほど続いて止まった 手足の様子を見てみる

右手四本指にぐっと力が二度入り親指に一回グッと力が入る 
この動作が鼓動と同じ間で繰り返されている 
その内親指だけ動かなくなったが四本指の微動は続く
看護師に聞いたら意識があってするのではない反復運動だと言った 
ある看護師は痙攣がその部分に残ったと言った どっちだ

午後になって母さんの顔に幾分赤味が出て昨日より目の周りが浮腫み始めた 
婦長と今後の食事量と水分量の事で話し合った

今まで900キロカロリー/1日 これを今日の昼から600キロカロリー/1日に変更
その際今まで100mlの白湯が食事カロリーが少なくなった分200mlに増えた

600キロカロリーは確かに少ない熱量だが
ネットで調べた所によると寝たきりの老人や安静を指示されている入院患者の
一日の必要エネルギー量は体重1キロ辺り20Kカロリーだと言う
母さんの体重は元気な頃40キロだった
現在は約35キロ位だと思う(もしかするとそれ以下かもしれない)
計算では700だが肝臓負担を考えると600でもマズマズの栄養値だと思う
母は本当に粗食だったから

後は水分量の調節
この場合予想されるのは腎臓機能が衰えと共に
摂取した水分が排泄されなくなった時だ

母の場合は既に左足に加え右足にも浮腫みが出ている 
手も同様になってきたし目の周りにも幾分その兆候が出ている
利尿剤などの薬は服用しないから取りすぎると当然浮腫みに繋がる
水分量は100mlに減らした方が良いかもしれない

婦長はいっそ水分は一切なしにしますか?と聞いたが
正直どうすれば母さんの体に一番良いのか私には予想が付かない 
量は母の体の様子を見て調節してもらう事になった
 
いずれにしても栄養は更に減るわけだから
床ずれの心配も出てくるし浮腫みも増すだろう 
栄養を上げれば肝臓負担に繋がって黄疸症状が出てくる
どちらを選んでもジレンマ
母にとって長引けば長引くだけ辛い結果になる・・・ならいっそ そう願う
反面、それだからこそ少しでも楽に寝ていられるよう更にケアは必要になる

母さん。。。この病院に入所を決めたのは私だ 最後の過し方を決めたのも私だ
最後の最後まで付き合うからね

ただね。。明日から食事の前に帰ろうかな・・・
だっていつも母さんの不機嫌な顔を見て帰る私の身にもなってよ
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by r-petal | 2007-04-13 07:33
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