リハビリ拒否
多分娘二人と揃って温泉に行けるのも今日が最後かもしれない
次回揃って出掛けるとしたら次女&長女の孫たちを引き連れて大所帯だ
 
次女の出産前最後の温泉 楽しんで来るぞ!
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12月11日(月)
今日は友人の父親の葬儀だった
会場は母の病院の直ぐ近くのセレモニーセンターだったので
式服を着て着替えの洋服を袋に入れお清めの塩持参で出掛けた

亡くなった友人の父親は私の高校の母校の教頭だったらしいが
在学中その職務ではないので当然面識はない
葬儀にはその知人や学校関係者の参拝数で賑やかだった
おかしなもので長生きすればするほど故人の知人数は減ってしまうのが常
長寿が幸なのかそこそこ生きるが幸なのか。。。最近本当に考える事が多くなった
人は必ずこの時を迎える 私は死に対して余り恐れはないが残す者に悔いがある  
一度は真剣に死と向き合ったせいか余計に熟考するのかもしれない

焼香をし友人と短い会話を済ませ会場を後にして近くのストアのトイレに入った
ベビーのおむつ替え可能のトイレ。。。幸いに空いていたのでそこへ入った
母が常に使っているトイレよりは狭いが十分着替えが出来る(* ̄m ̄)
式服を脱いで母の病院に通う時のジャージとスニーカーに替えた
洗面所で持参した塩を手に付けてお清め儀式、
葬儀も地方によって考え方もやり方も違う。。これもまた学だ

病室に着いた時間はいつもより早かったが昼食時間には間に合わなかった
同室のお年寄りはまだ食事中だったが母はもう終えていた

母は珍しく時間帯が合っていて「今日はいつもより早いね」と言った
認知症でなければ驚かない言葉もつじつまが合っていると逆に驚く 
確かに訪問はいつもより早い

車椅子に母を移動してベッド上を掃除していると介護員がやって来た
「すみません 10時のオムツ替えを拒否したのでまだ替えていません」
『これからトイレに行って替えます ご面倒かけてすみません』素直に言える 
確かに母さんが拒否したら私だって手に負えないのは分かる この問題児め!
驚いた事に入れ歯は洗浄済だった 素直に洗ってもらったんだね、この模範生(=v=)

先週母を我が家に連れて来て以来また便秘状態が続いている 今日で4日目
今日こそトイレで排便!! マッサージ効果が出てやっとK4、拳の大きさの便が出てくれた
便が出てこれほど嬉しいのは幼き頃の娘たちの便秘か母の便秘だね(* ̄m ̄)
母さんはいつも通り素直に協力してくれた
すっきり気分の母を連れ叔母の病室訪問 しっかり熟睡している叔母の寝顔を見て
談話室でひ孫の誕生話題で盛り上がってこの笑顔
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午後のリハビリ開始時間2:00を待った
1階へ移動 エレベーター内で『母さんリハビリに行くよ』と言うと
「うん!行こう」と母は言った
丁度肩たたきと太ももたたきの集団リハビリの真っ最中だった
お馴染みの助手H君の姿はなく、代わりに細身の老療法士がお年寄りの相手をしていた

私は初対面だったけれどその療法士が母の顔を見るなり
「二度ほど病室に迎えに行ったけれど来てくれませんでしたね
おばあさんは以前看護師だってね 名前は覚えていますよ」と言った
誰から母の職業を聞いたんだろうと思った 
母はこの言葉を聞いた途端態度が変わった
「個人歩行リハビリをしようね」彼の言葉に母は「結構です!」ときっぱり言った
療法士は母の言葉に構わず車椅子をポール付近に移動した

定位置に車椅子が置かれると「YUKI 嫌だよ 連れて行って!!」と小声で母
彼はその言葉が聞こえたのか否かは分からないが歩行リハビリを開始しようとした
「立って向こうまで歩きましょう」母はそんな指示で従うような大人しい年寄りとは違う 
さっきより頑なな態度を取った
「私はリハビリをしたくありません!!」もう駄目だと思った
『すみません 母はこう言い出したらやりません
時間を置いたら気が変わるかもしれないのでまたお願いします』
療法士はムッとした態度を露にした
申し訳ないけれど彼と母とは合わないのだろう そう思った
 
何故母の態度が急変してしまったのだろう それ以後私に対しても怖い母だった
噛み付き行動も叩かれる事もなかったけれど「お金はどうした?」
姉と父を呼んで決着を付けようと言い出した
お金って何よ? 決着って何よ? YUKI落ち着け 落ち着け
 
母の問題行動は更に続いて1階の談話室から病室に戻ろうとした時
足をステップ台から外して動けないようにした
手はテーブルを掴んで放そうとしない
「ここにもう少し居る」と言い出したので従った

何か母の気持ちを動かすものはないだろうか?室内を探す
流し台の上にシクラメンの鉢を発見 早速それを母の目の前に置いた
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『母さん 綺麗だね』 「本当だ 見事な葉の色だ」
母は花より葉を褒めた 
確かに可憐な花より葉の力強さに惹かれたのだろう、母らしい
この調子で病室に戻さなきゃ!
『シクラメンの鉢をお部屋に持っていく?』
「花はここに置いてこそ価値があるんだ 行くよ」と母 
話の意味がよく分からないけれど、母さん、乗ったね(* ̄m ̄)

ベッドに寝かせてナースセンターへ
『水曜日 耳鼻科の訪問受診があるのでその時間の記録をお願いします
それと。。。母はとても機嫌が悪いので覚悟してお世話お願いします』

車に戻って直ぐに姉に電話を入れた
『姉さん 母さんが看護婦していた頃の話 知ってる?』
やはり姉もその当時の話は詳しく聞いていないらしい
私が生まれる前何があったのかは当の母が話したがらなかったので知る由もない
唯、母さんはその頃の何か嫌な事を思い出したのかもしれない
娘と言えど触れて欲しくない何か。。。今後は母の仕事には触れない事にした
父さんにもこの事を伝えておかなきゃ

結局リハビリは二日続いただけ。。。
明日はやる気になってくれると良いんだけど ま。。。焦る事はないか
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by r-petal | 2006-12-12 15:23
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