自費出版本の事
病院到着時間は2:50pmだった いつもより少々遅かったが
3時からのオムツ替えに十分間に合ったと思った
所が「今日は遅かったね 間に合わなかったよ」と母が言った

つじつまが合わない会話はいつもの事だから気にも留めず記録書きを見た
【 WC/ H・K2 】と書かれていた 母の話は合っていた
『母さん トイレでおしっことウンチしたんだ』嬉しくて大声を上げた
丁度その時二人の介護員が病室に来てオムツ替えを始めた
途端に落ち着かない母に変わる
『母さんはもうトイレで済ませたから大丈夫よ』と耳打ちした

母をトイレに連れて行ってくれたのは介護員Iさんだと確信した
この3ヶ月間で介護員の様子も分かり始めている
頑固な母をトイレに誘ってくれる人はIさん以外いないはず
お礼が言いたかったので何度か姿を探したけれど結局会うことはなかった
交代時間で帰ってしまったのだろうか…明日伝えよう
             *****
車椅子で散歩に出かけて病室にお茶道具を取りに寄った時だった
廊下から「エレベータを開けて下さい!!」と緊迫した大声が響き渡った

声は叔母の居るD棟からだ
さっき会ったばかりでそんなはずはないと思いつつもつい廊下へ飛び出した

広い廊下を1人の看護師が点滴を持ち
もう1人の看護師が必死にストレッチャーを押してこちらに迫って来た
エレベータ近くに居た介護員が扉を開けたままの状態で待機していた

私の目の前を通り過ぎる時ベッド上の患者の顔を確かめた
運ばれて来たお年寄りは肩が露出した男性だった 
やっぱり叔母じゃなかった ホッとした

エレベータの行き先は二階 医療病棟だった
時間にして数分もないこの出来事は私の心を沈ませた

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11月28日(火)
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ネットに日記を綴り始めたのが2001年闘病記が始まりだった
2005年6月 エキサイトのブログに移行したけれど
カレンダーの日付とブログの日にちが合うのは滅多になかった
夜はパソコンを使わない為、今日の事をその日にアップ出来ないのが私のブログ
久しぶりに内容と日付が一致した
昨日の院内の様子を冒頭でざっと綴り、例の本の話をしようと思う

自費出版した本が届いたのは22日 もう一週間が経とうとしてる
届いた日は丁度ピアノコンサートに出かける所だったので
改めてじっくり手に取ったのは翌日23日早朝だった

印刷・製本は欧文印刷株式会社となっているが実際はエキサイトから
MyBooks.jpのPDF(印刷データー)を製作して本に仕上げた
http://mybooks.jp/
サイズは文庫サイズ(A6) 標準サイズ(B6) 大活字本サイズ(B5)の三種
縦書き・横書きの選択可能
書体も明朝/ゴシック/教科書/丸ゴシックから選べる

気になる印刷代だけどモノクロかカラー版かで値段は違う
また注文する冊数でも一冊の値段が違ってくる
勿論印刷ページ数でも値段が違う

私の場合、ページ数が157ページ モノクロ標準サイズ 冊数はたった2冊
料金:4,089円 (印刷料金:3,514円、送料:575円)だった
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PDF製作途中で苦労した点はページ内の文字数を読みやすい様に揃える事
本文を読みやすいように私は文を途中で改行したが
標準サイズだと1行を28文字以下にしないと途中で変に改行されてしまう
その為文章を少し変えなければならなかった
また画像と文章が一緒になった場合画像のサイズが大きいと
画像だけが次のページに移ってしまう 改めてリサイズも必要だった
その為、PDF製作中は何度でもやり直し可能で
料金もかからないのがありがたかった

もう一点 気になるのがインデックス
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出来れば本の最初に載せて欲しい所だが実際は本の終わりになる
将来的に考えて表紙の種類増加や
文字のサイズ変更可能などイースト社にも課題はあるだろう 
続本も検討中の私には大いに期待したい所だ

総合して個人の楽しみで製本するのなら十分満足出来る物と思う
夫がこの本のタイトルを見た時「Vol.1」って事は2もあるって事か?」と聞いた
勿論そのつもり(*^_^*)

初本は母がアルツハイマー症と診断された2004年1月8日からの診察で始まり
2006年7月29日次女の結婚式、あの最高の笑顔の母画像で終わっている
母が在宅生活を送っていた後半時期の2年と半年 
そして私たち、母娘が一番身近に過した大事な記録書だ
いつかは我が娘達も目を通す時があるだろう
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Vol.2は 三度目の入院から転院で始まる予定
唯、第二段はこのブログに殆どアップ済みの文面になるので
本当に私だけの記録書になるだろう

何人かの友達から問い合わせがあったので簡単に紹介しました
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by r-petal | 2006-11-28 08:14 | Comments(2)
Commented by takashi at 2006-11-29 01:41 x
YUKIさん
出版おめでとうございます。
YUKIさんの温かさ、尊敬いたします。
こんな自分が言うのもおこがましいのですが・・・
これからもご活躍を期待しております。
Commented by YUKI at 2006-11-29 17:57 x

【takashiさん】
お忙しい中コメントありがとうございます
SATSUKI さんのブログを読んだらtakashiさんたち若者が新ブログを始めたとあり
娘がお世話になったお礼を兼ねて足跡を残してきました
頑張ってくださいね!!!

出版本。。。ありがとうございます
自分にご褒美のつもりで記録を残しましたが出来栄えはマズマズですよ
takashiさんも機会があったら是非自叙伝でもどうでしょうか
私もtakashiさんのご活躍を期待しています!!!ハイ(*^_^*)
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