医療病棟201号室
父が一週間過す部屋 母と同じ病院の2階201号室に入院した
予定では一週間ここで抗生剤の点滴を受ける

病名は【肺炎】。。。の初期
あの病気知らずの父までが入院するとは思わなかった

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11月17日(金)
母の日復活の為、父に電話を入れたのは16日の夕方
「喉が痛くて熱が38度あるんだ」と思いもかけない言葉が返ってきた
『いつから?』 「わからん」
もっと早くに言ってくれれば病院から直ぐ駆けつけたのに
「飯も作る気にならん」 
一人暮らしの心配な事が病気の時の食事だ

明日の朝そっちに行くからとにかく今夜だけは乗り越えてよ
そう言って受話器を切ったものの心配になる

姉に電話を入れた 何かあった場合夜駆けつけてくれる事になった

今朝父に電話を入れると幾分熱は下がったようだけど声は酷い
喉からの発熱なら二三日は下がらないだろう
簡単に考えていた

朝食用にお粥を持って行ったが余り食欲がない様子
「うまくない」と一言 可愛げがないな。。。

熱は少し下がって37.4度 支度をして早速病院に連れて行った
行き先は母が入所しているJ病院
ここなら父が診察を受けている間母の世話も出来るし
一石二鳥。。。その程度の考えだった

病室に入ると母は見たことのないつなぎパジャマを着ている
病院のレンタルパジャマだった
洗濯物には防水シートにタオルそしてパジャマ
昨日洗濯を持って帰ったばかり。。食事時お茶でもこぼしたのかな

借りたつなぎパジャマは生地は厚いけれど夏用で足が膝まで 袖丈も七分
もう一枚新しいのを揃えないと間に合わないな
母のオムツを替えてナースセンターに向かった

「お母さんね 夜、オムツ替え拒否をしたからパジャマ他が濡れちゃったの
院内用のオムツカバーだと長時間だと漏れちゃうの
以前の使い捨てオムツを用意してくれないかな」
母さんまた拒否したんだ どうりでパットがずっしり重いわけだ

「そうそう、今日お母さんを連れて外出するんでしたよね。。
お手数だけど書類にサインと外出時間など書いて欲しいのだけど…」

『Fさん、それがね…』父が今外来で診察を受けている事を告げた
「ちょっと今日は無理かもね。。。YUKIさん、日を改めよう」 だね。。

40分後父と外来で待ち合わせる事になっていたので一旦1階へ下りる

丁度レントゲンを撮りに行く所だった
それが済んで待合室に移動 
「おい 風邪で血液検査やレントゲンなんか撮られるのは初めてだ」
『熱があるから肺炎の心配もあるんじゃないの』冗談交じりの言葉だった

看護師に呼ばれて診察室へ
医師は隣の部屋で別の患者を診ている最中

デスク前には先ほど撮られた父のレントゲンが貼り付けてあり
デスクの上には血液検査結果が置いてあった
双方をちらっと見る。。。WBCが15,1とある まさか15,100じゃないよね?!

白血球の基準値は忘れたけれど私が虫垂炎の時10,000以上の数値だった
過去、娘達が小さい頃何度か肺炎にかかって入院経験あり
その時のレントゲン写真を何度か見ているので
素人の私が見てもちょっと。。と思う白い影がある
まずいな。。。

医師はまだ来そうにない 携帯カメラでレントゲン画像を撮った
 
d0064859_9282132.jpg

母の主治医でもあるK院長は血液検査の結果を見て「ありゃりゃ。。」と言った
今回父の検査でCRPの事を詳しく知ることが出来た
CRPとは「C反応性蛋白(C-reactivu protein)その頭文字をとってCRPと略記
普段は血液中にはないタンパク質だが炎症がおきて
体の組織が壊れると血液中に増えてくるらしい

度数は0~1:ほぼ正常 2:やや上昇(まだ軽症)5:中等度上昇(中くらいに問題)
10:高度上昇(相当問題)10~:極めて高値(重症!)と判別するが
父は7,0mg 中度と高度の中間 明らかに感染指数が高い

『肺炎ですか?』父の反応を見ながら聞いた
「初期と言った所だな このままほっておくと確実に大変な事になる」

母がこの病院の療養型に入所している事、一人暮らしである事を告げる
『先生 入院治療させてもらえませんか?』

「CTを撮って最終決断をしましょう」と医師
父はもうオロオロしてる 

CTを撮り再び待合室で父と結果待ち
『父さん、 父さんは今まで健康だったから人の辛さが分からなかったけど
これから体が弱くなって来て今日みたいに色々な検査や病気を経験するよ
正直私も今 手一杯な状態 
これからは自分の体は自分で管理してくれないと困るよ
そしてね 病む事の辛さも分かって欲しい
母さんの気持ち分かったんじゃない?思いやりに欠けてたよ』
精神的にも肉体的にも辛い時期に言う言葉じゃないかもしれない
でも娘の私しか言えない言葉だと思った

やはりCTの結果も良くなかった
レントゲンからは写らなかった肺のくもりがはっきり分かる
「北原さん 今入院して治療したら1週間位で治ります
このままにしていたら確実に最悪な状態になりますよ」
父も覚悟を決めたようだ

さぁ~~ここからが忙しかった
入院の為の色々な検査を受け一旦入院病棟で点滴チェック
抗生剤が父の体に合うか調べた後一回目の抗生剤点滴を受ける
その間に再び3階へ 母の昼食を済ませオムツを替えた
これが済んだ時点で父の外出届けを出して自宅に戻った

この外出届け。。。本当なら今日母の為に書くはずだったのに…

父の入院事態はそう私にとって大変ではない
母同様、体の事は安心出来る 問題は実家の犬 ピース
翔&迅と仲良くやれるか 我が家でトイレがちゃんと出来るか等々

次女に連絡を入れピースとピースのご飯やトイレなど運んでもらった
父も隣組などの会合や忘年会などの引継ぎを副組長に頼んだ
外出時間の1時間を少しオーバーしたけれど父を病室に送り届けた

急いで3階 母の病棟に行きFさんに父の入院の事を知らせた
「YUKIさん 自分の体を大事にしてね お母さんは大丈夫だから」 
頭を下げた

母と一緒に居ても外来受付 2階のナースセンターからの呼び出しで
1階~3階を何度か往復 いやはや結構な運動になったわ(* ̄m ̄)

定刻の時間より少し早目に病院を出た ピースの事が気になる
次女のメールでは迅がピースにちょっかいを出している様子
「ピース ストレスがたまりそうだよ」最後のメールがこの文面
ピースも踏ん張り所 1週間無事に乗り越えようね

不思議な気分だ 母の入院 父の入院 事態は最悪
でも介護員さん達が心配するほどへこたれていない自分が居る
きっと家族を含め私の周りの全ての人達の支えがあるからだと思う
私はひとりじゃない いつもひとりきりじゃなかった

『笑っちゃうよね 
父と母が入院してピースまで我が家に来るなんて』夫と話した言葉
今まで以上に夫と娘達の協力が必要になる 宜しくね
姉にもまた苦労をかけちゃうけど父の入院期間は短い 
姉さん。。。。笑って乗り切ろう
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by r-petal | 2006-11-18 09:37 | Comments(0)
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