母の昇格
「今夜観たい番組があるんだけど良いかな?」と夫
(*≧m≦*)私には番組選択権なんてない と言うか観たい番組がない
『つまらないバライティー番組じゃなければ一緒に観るよ』と私
改めて問うなんてどんな番組だろう。。。と思った

再放送だから全国放送されたかは分からないけれど
日本民間放送連盟賞
2006年テレビエンターテインメント番組部門で最優秀賞した作品だった

タイトルは【平吉さんの李平(すももだいら)】
長野県上水内郡小川村の北西部の山村に住む清水平吉さん老夫婦のドキュメント

昭和40年代に全戸が集団で急斜面の山村から平地に移住した
清水平吉さん84歳とその妻は雪深い冬の間だけ移住した平地に住み
春から秋にかけて不便な李平に戻り住み葉タバコ栽培し続けてきた

数年前、肺の病気以来栽培仕事の殆どは妻の仕事になった
数キロ離れた買い物なども妻が徒歩 あるいはバスで通った 
平吉さんは妻の仕事を側で見守る事の方が多くなった
それでも栽培は毎年続けてきた

妻は平吉さんの元から離れるわけでもなく寄り添って生きてきた
「こんな生活が嫌ならとっくに(妻は)居なくなっているはず
居るって事はこの生活が好きなんだわ」と平吉さん

その生活も今年が最後 年齢と共に厳しさが増してついに。。。。
二人の葉タバコの仕事に決断の時がやって来た…と言う内容だった

何故夫がこの番組を二人で観たがったのか。。。
平吉さんの妻の様に夫に代わって私に頑張れと言うのではない
互いの両親には無かった何かを自分達は持ち続けたいと願っているのだろう
特に夫は母親に 私は父親にかな?

互いを労わる思いやり。。。

*****************************
10月26日(木)
今日は洗濯日じゃなかったけれど母の洗濯物がしっかりあったので
起床と同時に洗濯機を回した 
お天気も良いし 病院に行く頃にはしっかり乾くし♪

夫の実家に向かう前に3階の物置部屋から翔&迅の冬用ハウスを出してきた
これも天日干し 序に翔&迅も天日干し 爆))))))
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ここ数年同じハウスを使っているからお馴染みの方も多いはず
翔用のトマトハウスと迅用のオレンジハウス(* ̄m ̄)今年も登場です

夫の実家に着くと義父の車はなかった
月一度の老人送迎の仕事に行っている模様

義母はベッドの中に居た
『具合良くない?』って聞くと「お腹が張って気持ちが悪い」と言う

相変わらず腸の具合が良くないらしい
30日の夜下剤を飲んで翌朝から内視鏡で検査を受ける予約を入れたらしい

大腸検査。。。受けた方はどんな検査か分かると思うけれど
2リットルのニフレックと言う洗腸剤を
便が腸から完全に出て透明な水便になるまで飲み続ける
最初は15分の間に500ml 残りの1500mlは本人のペースに合わせて飲みきる

このニフレット。。。味ははっきり言ってまずい! 生臭い臭いがする
私は入院時に行なったので殆ど絶食状態だったから1500mlでギブアップした(* ̄m ̄)
いや~~な記憶が蘇るけれどこれも個人差で父は全然平気だという
義母も今回で2度目 余り苦痛ではなかった記憶があるらしい

「大腸がんだったらどうしよう」と義母
その為の検査なんだから余り深刻にならずに。。。と言うしかなかった

夫や息子に話しても相手にされない。。。その気持ちを私に吐き出す
毎回そうだけど最初ベッドに寝ている義母もその内ベッドの淵に座り
最後はテーブルに座って話を続ける 
動作が変わる度元気な声に変わってくる

義父が午前中の仕事を終えて家に戻ってきたのはお昼少し前
「昼飯を食っていけ」と言われ。。
何とな~く断れない雰囲気だったのでご馳走になってきた(* ̄m ̄)

帰る時は義母さん玄関でお見送り。。。今日も無事任務完了
こんな言葉が出るのはまだまだ義務感で訪問している嫁だよね。。。

自宅には次女が来てソファーでごろ寝していた(*≧m≦*)
『母さんこれから病院に行くけどどうする?』と聞くと一緒に行くと言う

「散歩して来るから待ってて」と次女 行動開始ね(*^_^*)
翔&迅の散歩に出かけた娘 その間に母の洗濯物をたたんで袋に入れた

いつも通りにトイレに連れて行って談話室
毎日この繰り返しだけどここに来れるって事は母はまだまだ元気な証拠

叔母の様子もいつもと変わりなし 指圧を続けると眠りにつく
単純な日の繰り返しだけれど 願わくば少しでも長くあって欲しい

談話室に居たら介護士さんのFさんがやってきた
「申し訳ないんだけれど病室移動しても良いかな?」と低姿勢 相変わらずだ

勿論いつまでもあの準個室には居られないと思っていた
部屋の差額もあるし 父にとったら助かる事だろう

「四人部屋なんです YUKIさんが居ない時に急患が入ったら移動しても良い?」
『移動先のベッドが空いているのなら今してもらえますか?』
このやり取りを聞いていた母が不機嫌な顔になった
それを見てFさんも私が居た時の方が良いと判断  病室移動が始まった

『ちょっとトイレに行って来る』と母と娘を残して移動先の部屋を見に行った

同じ4人部屋でも叔母の部屋よりちょっと狭いかな?
ざっと見た感じでは母の隣と真向かいのおばあちゃんは寝たきり
斜め前のおばあちゃんは大人しそうなんだけどジ~~と顔を見ているだけの動作
どのおばあちゃんも新顔。。って事は談話室には余り顔を出していない人たち

母のベッドは入り口側でその大人しそうなおばあちゃんの顔がはっきり見える枕方向だった
あのおばあちゃんの顔を一日中見ている事になるのか。。母の反応が今一心配

『Fさん。。わがまま言って悪いんだけどベッドの向きを廊下側に変えてもらえないかな?』
「窓の外の景色が見えなくなるけれど良い?」

母が寝ている視界と同じになる様しゃがんで窓の景色を見てみた
前室は窓のから河川が見えた そして河川に咲いている花も見えた 道路を走る車も見えた
でもこの部屋の窓からは隣のビルの一角が見えるだけ 
空も余り見えない 壁と同じだ
廊下を歩いている人たちが見えた方がまだ変化がある

『やっぱり わがまま言っちゃいます お願いします』 
「ねぇ YUKIさん 
向きを変えた場合このベッドだと背上げが大変だからギャッチに変えよう」と言ってくれた

ギャッチ。。。院内用語で電動式の背上げベッドの事を指す
今まで母のベッドは同じギャッチでも電動式ではなく手動だった(* ̄m ̄)
向きを変える事でそのハンドルは衣装ケースにくっ付いて回すのが困難になる
さすがFさん 細かい点に気が付いてくれた 見過ごす所だった

母のベッドは今までにない新しい綺麗なギャッチに変わった(=v=)

『この部屋に来て益々叔母の部屋と近くなりましたね』って言うと
「何ならTさんをこの部屋に移動する?」とFさん
(*≧m≦*) 姉妹同室。。。。案外そう遠くない日に実現するかも

『母も準個室の監視下から解放されたってわけですね?』とFさんに言うと
「おかあさん 昇進したのよ」と笑ってた

問題児の母も少し落ち着いて看護師の監視が必要なくなったんだろう
ベッドも最新式に変わったし
母はこの病院でやっと昇格したんだ
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by r-petal | 2006-10-27 09:12 | Comments(5)
Commented by 犬好きかあさん at 2006-10-27 18:27 x
あらぁ~・・・御主人 YUKIさんに TV観賞許可伺いですかぁ?(^J^)
我が家では考えられなぁ~い(^J^) まっ冗談はさておいて・・・
私は視ていませんが いいドキュメンタリーだったみたいね。。。互いに
労わりあうって 言葉では優しいひびきだし簡単そうに思えるわよね!?
でも中身は努力のいることだったりしそう・・・
姉妹同室叶うといいわね(^_-)YUKIさんも助かるでしょ?
お母様同士はいい刺激になったりしないか・な・・・
Commented by YUKI at 2006-10-28 07:30 x
【犬好きかあさん★その1】
先ず最初に。。夕べは大変お世話になりましたm(_ _;)m
気付く犬好きかあさんが凄いのか、
思い込んでいた私が間抜けなのか爆)))))) いや~~笑いの一時でした
今後も厳しい目で宜しくお願いします(*^_^*)
さて。。コメントレスですが長くなりそうなのでまた分割します

鑑賞許可は滅多にしません 毎晩の番組は夫の観たい物が中心ですから
私は面白くないなと感じたら翔&迅相手をしています

番組に少し触れますが平吉さん夫婦には三人の男のお子さんがいましたが
一度もその存在は出てきませんでした。
夏場夫婦を心配して山間に訪れたのは平吉さんの甥御さんとその息子さんでした
どのような事情があるのか分かりませんが現実は最後まで夫婦だけの暮らしでした
Commented by YUKI at 2006-10-28 07:32 x
犬好きかあさん★その2】
話を私たちに移しますが仮に私が健康で平々凡々と生きていたなら
今の自分はなかったと思っています
もし犬好きかあさんが今は無き闘病記の日記を読んでいて下さっていたら
私の心の移りがお分かりになったと思いますが
一番精神的に参っていた時期が癌告知でも手術前でもありませんでした

全身麻酔下から醒めたその時から半年間が
今まで生きてきた人生の中で一番地獄でした
ガラスのような。。。
本当にあの頃の私はちょっとした事でも手術を受けた後悔が
常に付きまとい家族を困らせていたかもしれません
再建手術。。。我が身をこんなにも精神的に弱らせるものかと思いました

Commented by YUKI at 2006-10-28 07:33 x
【犬好きかあさん★その3】
当時を振り返り私を支えてくれていたのはやはり夫の献身的な看病でした
ICUに居る時は日に三度 
一般病棟に移っても毎日毎日通ってくれる夫の顔を見る度
しっかりしなきゃと思う自分と私はもう以前の自分とは違うんだと言う絶望感
夫が会社からくれたメールの中に「お前には生きる気力が乏しいように感じる」
と言われたことがありましたがその通りでした

闘病記。。私が立ち直れたのもこのHPのお陰です
そして夫の愛情 娘達の応援
不運にして私は乳癌になってしまったけれど決して不幸ではなかった
これがこの5年間で得た答えでした
Commented by YUKI at 2006-10-28 07:34 x
【犬好きかあさん★その4】
労わりあうって犬好きかあさんが仰るよう優しい響きで言うは簡単です
私は思うんですよ 受けた恩やありがたいと思った気持ちを相手に返してあげる
時には忍であったり努力も要する人もいるけれど
受けた恩や感謝が多い人ほど返すにはそう忍も努力も必要なく
形ではなく心から労われるって 
母に対しても夫に対してもそう努力は要らないみたい
だから苦に思えない。。。と長々レスでした

叔母と母が同室。。。
従姉と私も助かるのですが果たしてご本人達はどう思うかが問題ですね
叔母は大丈夫だと思うのですがまだまだ問題行動が消えない母が心配です
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