父の変化
どんなに我を張って生きていても所詮人間は弱い
よく言われる様に妻より夫の方が年老いた時気弱になるのかもしれない
あの父がここまで変わるとは思わなかった

私たちの環境にも変化があった
お互い忙しくて余り交流がなった姉と私を近付けてくれたのも病の母
同じように余り行き来がなかった親戚達の距離を縮めてくれたのも病の母
そして母が入院して一人暮らしになった父も
自ら愛情を注ぐ存在を再認識した それがピース
ピースは病の母が居なかったら決してあの家には来なかっただろう

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10月19日(木)
昨日のブログにも触れたけれど今日は年一度回ってくる資源ごみの立ち合い当番
洗濯物を干して直ぐ会場の神社に車を走らせる
時間は30分じゃなくて1時間だった(*≧m≦*) 私の思い違いの勘違いで
予定は大幅に狂っちゃった。。。(>▽<

下書きしておいたブログをアップして直ぐ夫の実家へ
義母に頼まれていた刺繍針とたわしの編み方の拡大コピーを持って行った
『おばあさん 今日は予定が詰まっていて余り長居は出来ないの』と言うと
「じゃあ コーヒーだけでも飲んで行って」と言われて
ついつい話し込んでしまった(* ̄m ̄)

昨日のデイサービスの様子を聞いていると
「家に着いたらじいじがもう着てるよ~~」と次女からメールが入った
ヤバ。。。次の行動の時間だ
『直ぐ帰るから』と返信して家に向かう

父から頼まれた会合の書類を入力して印刷していると長女も我が家にやって来た

娘たちと父を連れて近くの蕎麦屋へ
久しぶりに孫、娘と食事が出来て気分が良かったのか蕎麦代おごってくれた(=v=)

父は我が家に来る前にピースを獣医に預けて来た
迎えは夜7時 母が居なくなってピースも居なくなる。。
本当に一人きりの時間を迎えまでの数時間過す事になる

蕎麦屋で注文したきのこ山菜が来るまで私は母の様子報告 
父からはピースの話が中心になった

「夕べの食事を最後に朝から水も駄目だって言われたから可哀想でな
    今朝は8時までピースと一緒に寝てて
         ご飯も炊かずお湯も沸かさず俺も朝食抜きにした」と父
これはビックリ発言

今までかつて父が母や娘二人に対してこんな行為をした事なんてない
ないどころか病気で寝込もうが熱を出そうが父に看病なんてしてもらった事もない
優しい言葉をかけてもらった事があっただろうか ねぇ姉さん。。。
変われば変わるもんだ

家に帰って暫く居た父
「家の掃除や修復も大体終わったし。。これからどうやって過そうか」
しばし考えて。。。★
家には作りかけのジグソーパズルがある
しかも残っている箇所は人物バックの難しい金色だけ
『暫くはこれに没頭して完成したらまた考えよう』
「ピースが出入りするドアも作りないな。。」やはり話題はピースに移る

ジグソーパズルとピースのドアに使うアクリルを車に積んで家に帰って行った

次女が妊婦教室に向かい 長女も一旦アパートに戻り 私は母の病院へ向かった

母の様子はここ数日と余り変化なし
でも記録書きを見ると昨日は私の帰った後一度も排尿記録がない
入浴で水分出し尽くしちゃったって事かな?って心配していると
介護士のIさんがやってきた
「昨日ね おばあちゃんと一緒にトイレに行っておしっこしたんだよね」って
記録書きにはない裏話があったんだ
こうやって介護士の人が報告してくれると本当に助かる 
そっか母は素直にトイレに行ったんだ 

じゃあ 私も母をトイレに連れて行かなきゃね(*^_^*)

便座に座って直ぐ排便があったが続いて二つ目が出たり入ったり
昨日もそうだったけれど肛門直ぐ近くにまで来ているのに出ない
こう言うのって自分でも分かるけれど残便感で気分が悪い

談話室に居た介護士のIさんに相談すると看護士が来てくれた
「手でかき出すか浣腸、座薬 どれにしますか?」って聞かれた

どれにしますかって言われても。。。私は困る
母の顔を見ると「浣腸でいいよ」と言う

「じゃあ用意しますね」と看護師 
「YUKIがやってくれるんだよね?」と母 結局私かい。。(TmT)

お湯で温められた浣腸を持って来てくれた看護師にやり方を聞いて再びトイレへ
ゴム手袋をはめて長い浣腸の先にゼリーを付けて肛門へ
手で肛門を押さえて数分 更に数分 何も反応なし

『お腹痛くない?』って聞いても 痛くないと母
液が漏れてはいないはず おかしいな~~
更に数分待つと ビビビと肛門から音がした
もうちょっと待つか。。。で手を外すと思ったほど便は出ない

仕方がない 最後の手段だ
ゴム手袋にゼリーを塗って肛門内に手を入れた
感触で一杯溜まっている便が確認される

痛みを感じるのでうなる母に『ごめんね』って言いながら更にかき出す
結構な量の便がトイレ内に落ちた K5は確実

出血がないのを確かめてオムツを付ける
後でオイルを塗っておいた

『母さん本当にごめんね』って言うと「汚い事させてごめんね」って母
下の事に関しては本当に正気の時の母が多い
それだけに娘と言えど遠慮があるんだろうな

ベッドに寝かせる頃の母はまた昔と今を行き来する母に戻った
そしてトイレの浣腸事件はもう既に忘れていた

夜7:45 待っていた父から電話が入る
「今、病院から戻ったよ 明日の朝まで水も駄目だって言われた
晩酌始めようとしたらピースが空の容器を舐めていて可哀想だ」と父

『父さん 一晩だけの事だから車にお酒を持って行ってそこで飲んだら?』
もう子供のようだ 一々私に問い質す 多分私に優しい言葉をかけて欲しいのだろう

「そうだな 一緒じゃ可哀想だしな」 

『明日の朝、私がそっちに行くから それまで頑張ってピースの側に居てあげてね
辛いだろうけどお医者さんの支持に従ってね』
電話の向こうでピースの泣き声が聞こえる 私も辛い

「YUKI 本当にピースの歯磨きするから明日教えてくれよ 頼むな」と父

父は本当に変わった 
事、ピースに関しては人任せから自分でやろうとする気持ちが出ている
やはりピースは実家で飼うべき犬だったんだ
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ピース うんと長生きして父の心の支えになってあげてね
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by r-petal | 2006-10-20 06:45 | Comments(2)
Commented by 犬好きかあさん at 2006-10-21 19:40 x
病院スタッフと同じような働きをしているように思えるYUKIさん。
今回は浣腸そして摘便もしたんですね。 その行為を許可してくれる
施設もおおらかですね?! お母様は幸せだと思います。
お父様もピースくんだけと暮らすようになり 心細さと共に 自分が
しっかり面倒みなくては・・・という責任感も 強くもつようになったので
しょう・・・ピースくんもお父様の支えになっていると思います!
Commented by YUKI at 2006-10-23 11:20 x
【犬好きかあさん】
レスの順番が違っちゃった(* ̄m ̄) お許しあれ

>その行為を許可してくれる施設もおおらかですね?!
犬好きかあさんの仰るとおりこれは医療行為に反する事です
きっと大きな病院では許されない行為かもしれませんねがそれでも
家族に任せなければならないほど看護師や介護士不足が現状じゃないでしょうか
「ここに居る間は気持ちよく過して欲しいから」と言った介護士さんの言葉通り
母が望む事の一つとして叶えてあげたいと思っています

父には今後益々寂しさが増す生活になると思います
そして誰が一番必要な存在か気付いた事でしょう
ピースは本当に良い犬です 
大事な相棒が少しでも長生き出来る様父にも頑張ってもらいたいですね
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