介護はマラソンランナー
【マラソンランナーはペース配分が大事。
42.195kmの最初から全力疾走しない
余力を残してお母さんの状況に応じて精一杯のお世話が出来る事を願っています】

この言葉ペンフレンドのSさんが最近くれた手紙の中に書かれていた言葉です
ペンフレンド。。。今では手紙のやり取りなんて少なくなってしまった昨今
でも彼女とは昔ほどやり取りがないにしても切れない縁で続いています
Sさん、知り合って何年になるかしら? 7年?それとも8年?

申し訳ないと思いつつも私の返事は遅れてしまうこともしばしばあります
それでも彼女はこのブログを読みその都度思うことを手紙で託してくれます
それは。。。。
彼女自身が私と同じ病気、癌治療を受けながら夫の母の介護をした経験があるからです
彼女の経験が少しでも私の道しるべになるようにとアドバイスを送ってくれます
自分の事で精一杯なはずなのに仕事も続け更に義母の世話まで
私なんてまだまだマシだ。。。彼女の手紙を読みながらいつも励まされています
ありがとう

そんなSさんも精神的に追い込まれた時のソーシャルワーカーさんの言葉
【自分や家族が潰れてしまうような介護はしないでね
それは本当の介護でないのよ】 その言葉で肩の力が抜けたSさんに習って
私もしっかり手抜きします~~ (*≧m≦*)

と言うことで。。。。11日月曜日 
前回はお年寄りの教室があったので断念した温水プール
次女と二人で行ってきました(=v=)
水中ウォーキングをした後温泉でのんびり。。。なんと贅沢な事
仕事中の。。否違った 葬儀で東京に出向いてる夫に感謝しつつ満喫満喫

お昼代を節約しようって事で11時 次女のお宅にお邪魔してお昼をごちそうになりました
メニューは焼きオニギリと鶏肉の味噌焼き♪ 主婦業ブツブツ言いながら頑張ってます!
腹八分目で我慢していざプールへ

久しぶりにドルフィンキックでもしてバタフライに挑戦しようかな~~
ゴーグル・水泳帽子持参でプール内に入っていくと。。。
あれま。。。泳げると言うより歩行専門プール 
しかも小さいし浅い(TmT)イメージと全然違ってた

来た以上は頑張ってやろうって事で娘とおしゃべりしながら狭いプール内をグルグル回り
お次はカニ歩き 次はバック歩行。。。結構疲れるわ(*≧m≦*)
周りは殆どがお年寄りか障害を抱えている中高年層 
母がもし退院 それが無理なら医師の許可をもらってここに連れてこようかな
うん!そうしよう! ちょっと楽しくなった

1時間しっかり歩いてプールを出ると。。。体が重い!! 浮力って凄いわ!
来月からは長女も一緒 益々楽しみな時間が増えそう(*^_^*)
**************

昨日の母の様子
病室に入っていった私の顔を見て「お~お~」ってニコニコ顔
近づく私の頭に手を回して撫ぜ撫ぜ。。まるで赤子をあやしているかのよう
『かあさん 元気?』って言ったら 「しゅう~~よくきたな~~」と来た
。。。ひょっとして私は母の孫=私の次女のしゅりかい 爆))))))
『私はYUKI』って言うけど 「しゅう~~しゅう~~」と繰り返す
もう良いや しゅりにしておこう(*≧m≦*) でも次女が聞いたら喜ぶだろうな 

記録書きを見ると今朝の食事はおかず1/4 主食には×印 
お昼は1/3になっていた 相変わらず小食だ  今日も大便が出ていない

体を起して背中を撫ぜているとリハビリ師のお兄さん登場
今日は集団リハビリがあり母は初参加だという
お!グッドタイミング!! どんな様子か見たかったので早速車椅子に乗せて一階へ

心配はあった
以前デイサービスに参加させたくて母と3箇所回ったことがあった
どの施設にも馴染めなくて結局我が家で過す事になった経緯がある
団体に馴染んでくれるかな~~そんな思いで車椅子を押して行った

私たちが入っていくと既に10人ほどのお年寄りが集まっていた
母の今居る病室は2階 医療治療+介護者の階 
3階は医療の必要が殆どない介護者の階になっている
集まったメンバーは殆どがその3階のお年寄り 認知症もかなり進んだ人たちが多い
でも体は母より動く 元気だし明るい
見習わなくちゃね 母さん(*≧m≦*)

母は先ずその集団に入らず個人リハビリ 平行棒を使った歩行から始まった
前回より歩行力が弱い 特に横歩きになると右足が出ない
同様右手もポールを握る力がなく ただ滑らせている感じだった
歩行力は確実に低下してきている
リハビリ師は母の歩行を診ながら他の患者も診なければならない 大変な事だ
でも。。。私には指導不足に感じた

個人リハビリが終わって団体の輪の中に 風船を使って手のリハビリ
最初は恥ずかしそうにしていた母もいつしか輪の中に
そう言えばデイサービス巡りをしていた時
この風船飛ばしゲームは母も楽しそうに参加していたっけ
家にもあるぞ! 風船(*≧m≦*) 明日持って行って母と遊ぼう
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お次はラジオ体操 上半身だけ体を動かすリハビリになった
音楽が始まっても母は手を動かそうとはしない
リハビリ師のおばさんが母の手を取って上に上げたり横に持っていったり
おばさんが別のお年寄りの方に移動するとまた手をストップしてしまう
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カメラをバッグに収めて 少し離れた母の目の前に立った
視線を母に向けて私もみんなと同じようにラジオ体操を始める 
こうなりゃ恥ずかしいなんて言ってられないし~~(*≧m≦*)
母は私の動作を見て笑った そして手を動かし始めた
そうそう その調子(*^_^*) 少し動かしてまた止まってまた小さく動かす。。
第一 第二体操が終了~~

リハビリ師のおにいさんが紙を配り始めた 何だ?
私は母の側に移動して直ぐ隣に座ってその紙を覗くと。。千昌男の北国の春の歌詞
カラオケ大会か~~♪
曲が流れ始めても母は歌わない もう~~反逆児なんだから
オンチだけど私もここは一発! 『ああ 北国の春~~♪』と歌い始めた
しばらく無視する母 でもサビの歌詞になると口を動かし始めた(*^_^*)
【あの故郷へ帰ろかな~ 帰ろかな~】

リハビリはこれで終わり 一人 一人と車椅子で部屋に戻り始める
エレベーターは狭いので人数は限られる
それぞれ順番が来るまでは流れる曲に合わせてカラオケは続く
一番最後にエレベーターに乗るつもりだったからどんな曲が流れるのか待っていると
第一曲目が【湯島の白梅】 知らないよ~~(>▽<;;
二曲目が【勘太郎月夜唄】続いて【旅笠道中】【東京行進曲】と続いた
さすがにこれにはコケそうになった 今度練習しておかなきゃね 爆))))))
五曲目にやっと母の得意な【仰げば尊し】が流れた 私も知ってるし~~(*^_^*)
前奏が流れて歌いだそうとしたら音楽が切れた え?!?
「ごめんね~~今日はここまで」と、おにいさん(*≧m≦*) 

私たちも3階の談話室に移動 
リハビリ後で喉が渇いていたんだろうな 母は一気にヨーグルトを飲み干した

この病院はどの看護師さんも優しい 
私たちと同テーブルに居てカルテ整理をしていた看護師さんが声をかけてくれた
聞くと3階の担当をしていると言う
『母の姉もこの階にお世話になっているんですよ 名前は。。。』と言うと
「知ってる知ってる! そのおばあちゃん」
何度か叔母の病室に顔を出すのだけれど母も私も覚えていないと首を振る
その叔母の今日の様子を尋ねると。。。食事の時は大変機嫌が良いと言う(*^_^*)
食欲旺盛でこりゃまだまだ元気に過せそうだね 三人で大笑いした

病室に戻って母のオムツを替えた 良かった 少量だけど大便も出てる
記録書に記入してもらうためナースセンターに行くと
「婦長が話があると言うので病室で待っていてください」と言われた
この間の血液検査結果が出たのかな?

実は母 この病院に転院になって直ぐに受けた血液検査で
【慢性のB型肝炎】があると言われた
今までそんな事は一度も言われなかったので不思議に思った
更に詳しい検査に出されたわけだけれど母の場合はそう深刻な数値ではない
年齢を考え治療投与をするよりこのまま経過観察にした方が良いという
それよりB型肝炎は母子感染があるので姉と私に血液検査を受けるよう勧められたが
ご存知の通り私は手術を受けている その際その血液検査は済んでいるはず
何も言われていないので私は一応大丈夫 今姉の血液検査待ちになっている

婦長が部屋に入ってきた
「詳しい検査結果が出ましたが心配ないようですよ 経過観察にしました
何かあればここで直ぐ対処できるしね 
それより治療はこれで一段落出来たので明日3階に移動します」
長期介護が必要上3階への移動はやむない事だ
何時かはこの日が来るのは覚悟していたけれどチクリと胸が痛む
『移動後の母の様子が心配なので私が居る時にお願いします』
明日1時半に決まった

不審顔をしている母に『母さん 良かったね~~検査結果に異常はなかったよ』と抱きしめた
「そうか そうか」母も嬉しそうだ
『車椅子返してくるね 直ぐ戻るから待っていてね』   限界だ
その足で病院を出た 堪えていた涙が出た

家に帰って市役所に電話を入れる
3階に移動になることで介護保険の申請
そして介護度認定の変更手続きをしなくてはならない
母さん。。。明日は思いっきりの笑顔で会いに行くからね!(*^_^*)
そうそう。。。風船 風船っと。。。
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by r-petal | 2006-09-13 10:01
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