続 尊厳死
今年2月のブログで触れた話題
再び語るのは辛いものがあるけれど。。。。

新年早々お隣のおじいさんの葬儀で参列
翌月夫の叔母 盆には裏のおじいさん
そしてまた 夫の叔父が亡くなった 78歳まだまだ若い年齢
葬儀は東京 昨日夫が我が一族の代表として早朝現地へ向かった 

叔父の容態が悪化したのは次女の結婚式も近づいた7月始め
最悪の状態が式と重なった場合の対策も親族で決めて置いた
その叔父が息を引き取ったのは先週の土曜日
長い長い戦いに終わりがきた

夫が葬儀から戻ったのは夜の八時 叔父の様子が語られた

入院して日々悪化していく叔父に経管栄養法の処置がとられた
経管栄養法とは消化・吸収能力はあっても口から摂取することが困難
又は不可能な場合医師の指示により挿入される
方法は3つ 患者の容態で選択される
1:鼻腔から胃までマーゲンチューブを挿入して、流動食を注入する方法

2:腹部から胃に同チューブの挿入部をつくりチューブを留置して流動食を注入する方法
  食道にチューブを通すことができない場合に行う

3:腹部から空腸に同チューブの挿入部をつくりチューブを留置して流動食を注入する方法
  胃内への栄養補給ができない場合に行われるようです

叔父は胃にこのマーゲンチューブを挿入する2番目の処置を取られたらしい
未だ意識がある状態だったので自らこのチューブを外してしまう
その為両手をベッドに縛り付けられた状態だったという
更に溜まった痰を取り除く時の叔父の苦痛の顔
生き地獄だったと叔母は夫に告げたらしい

更に容態が悪化して延命治療の選択が家族に迫られた
反対したのは妻である叔母一人だけ
一番間近で看た思いがあるのだろう
息子たちと他親族の強い意志で処置はなされる事になった

40日以上叔父は意識のないまま生きさせられていた
見かねた家族から治療中止願いをしたらしいけれど承諾されるわけがない
治療中止処置をとり事件になって逮捕されている医師がいる現状下
家族全員の意思だからと安易に治療中止をする医師がいるわけがない
延命治療とはどう言うものなのかその処置前に 
医師と家族でもっと話し合いが持たれるべきだったと思う 悔やまれる

夫と改めてリビングウィル残しておこうと決めた

さて。。。これで終わりにしたら後味が悪いので(*≧m≦*)
日曜日の話

「今年最後のBBQ大会をやろう!」と夫の提案から長女・次女夫妻も参加して
庭で賑やかくBBQを行なったのは夕方から(=v=)


午前中はBBQの用意をしてお昼に次女と母の見舞いに訪れた
最近母はベッドに寝ている時が多い 
衣装タンスの上に一日の母の食事の様子や排泄の時間など記録書きがあるので
『かあさん 来たよ』って声をかけると同時にその記録に目を通す
段々に食欲がないのか全食から2/3となりここ数日 1/3が続いている
その日は朝 牛乳のみと書かれていた
排泄もこの2日ほど大便の記録がない

膳は既に運ばれているけれど母は起きようともしない
かあさんもっと食べないと元気が出ないよ

ベッドを起してテーブルを近づけたけれど手を出す所か見ようともしない
当初はこぼしながらでも自分で少しは食べていたみたいだけど
今はヘルパーさんが養ってくれるようだ
余り食べたがらない母を騙し騙し口に入れる
その内ひょいと手を伸ばしてコップを取った
右手が不自由なので左手で持ち
口に近づけようとするのだけれど手が震えてお茶がこぼれそうだ
思わず手を添えた
蓋付きでストローが付いているコップが必要に思えた
「もういらない」と母 おかず少しとご飯は殆ど食べなかった

「散歩に行こう」と次女
多分姉が来るであろうから
テーブルに【3階の談話室に居ます】とメモ書きを残して病室を出た
次女も大分車椅子の扱いが上手になった 
ありがたいことに本当に母の世話をしてくれる 

やっぱり病室に居る母と談話室に居る母では顔つきが違う
もっと涼しくなったら許可をもらって院外に散歩に出ようと思う
談話室で恒例のジュースを飲んでいると姉が来た
「誰だかわかる?」と姉 ふざけるなと言う顔をした母
「娘の顔を忘れるほどもうろくしてはいないよ」と答えた(*≧m≦*)

一時間ほどそこで過して先に帰る姉を玄関まで送って行った
その30分後病室に母を運びベッドに寝かした
「車椅子を戻してくるね」って次女は部屋から出る そのまま廊下で待機
母さん 検査結果が出る頃だから聞いてくるね と母に言う
「私はここで待っていれば良いんだよね そうしたら帰るんだよね」
そうそう 結果が分かれば帰れるから良い子で待っていてよ
「すぐ帰ってきてよ」 すぐ来るよ。。。
何時もの帰り時の別れの会話だ
そして何時もの帰り時 母にすること。。。母を抱きしめて頬にキスをして病室を出た

待機している次女と階段を下りた
母さん また明日ね。。。
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by r-petal | 2006-09-12 10:12
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