引き抜き帯
今日から保育園も夏休みに入り
孫4人が揃ってやって来た為大変賑やかな半日を過ごしていた^^;
昼は冷たい蕎麦を食べたいと言うので
6人前のざる蕎麦を作ったけどそれでは足りず
各自が持参したパンを食べていた 

どこの子もかかに似て食欲旺盛で頼もしいです(笑)
さて前置きはこれ位にして今日は珍しい帯の話を聞いてくださいね

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自分用の弁当を作ったのは何年振りだろう(笑)
夫の弁当には焼き魚を入れたけれど私は入れず(と言うより入る余地なし)
その代りちょっと手をかけて巻き寿司を詰めた
南国から届いたゼリーも持ったし(=v=)
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これを持って出掛けた先はいつもお世話になっている染織工房
ここで暖簾を染めたり皮染めしたり
着物の反物浮世絵反物を手に入れて仕立てたり
まだまだ色々な作品作りは続いて行くと思います

工房で働く彼女は私の着物と酒友達で11年前ネットで知り合いました♪
社長さんにも彼女にも大変お世話になっているのです
三人共に戌年生まれ(彼女と私は同じ年だけど社長さんは二回り年上)

一昨日は弁当と名古屋帯持参で帯のシミ隠しをしていたのです
母が生まれた大正時代に使われていたであろう絽の名古屋帯
リサイクルショップから手に入れたのは半月前の事
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丁寧な型染めと所々の刺繍が私を引きつけた
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実際帯の人物がこの歌舞伎話と関係があるのか調べられなかったけれど
この三升(みます)は市川宗家の家紋 屋号は成田屋
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歌舞伎十八番の一つと教えてくれたのは彼女
社長さんは大正ロマンのお話しなどしてくれた
仕事柄家紋には大変詳しい二人のお蔭で先ずは「暫」のあらすじなど読んでみた


この帯には所々シミがありこの応急処置を相談に行ったのですが
社長さん秘伝の薬でシミ抜きをしてくれたが余り効果がなく^^;
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それよりも顔料の白を筆に含ませ帯の繊維に少し乗せた方が目立たなくなったので
友達と二人で昼をはさんでコツコツ・・コツコツと白塗りを続けた
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歌舞伎帯は今月二度ほど締める予定があって
それが済んだら縫いを全部ほどいた後、工房へ預け綺麗に洗ってもらってから
孫の子守の合間にでもチクチク縫い直し
来季に間に合うよう元の姿に仕上げる算段♪

所で
この帯は普通の帯と幾つか違いがありました

一枚の布地を半分に折って仕立ててあるので
表も裏にも柄があり、どちらを表にしても結べる珍しい丸帯です

オランダ線も4本付いているので実際四通りの締め方が出来るのですが
下の2つの様に無地を出すことはないだろう
またこの帯は引き抜き帯なので
普通に締めると上2つの様にお太鼓の柄が上下逆さまになってしまう
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その為に通常とは違った結び方をするらしいのですが
これだと年代物で弱った帯の表面を痛めてしまうのが忍びない・・・

色々考えた末 
ちょっとシミの酷いオランダ線から下を裏へ折り上げて縫い止めし
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隈取の部分をタレ先にして
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昔使っていた帯器具であらかじめお太鼓柄を作っておいて
それを体に巻きつけることにしました
(名古屋帯だけど袋帯の様にお太鼓部分が二重になります)
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普通は帯を胴に二度巻するけれど
この器具を使った場合は胴に一回だけ巻き付けお太鼓の中に折り込みます

さて・・・この結び方の成果は如何に(-m-)
まだ実際に試してない所が私らしい(笑)

明日から義母と母の盆棚作りを始めます
14日は叔母の新盆参りもあり 
暫くは仏様と触れ合う時間になりそうですね!(^^)!
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by r-petal | 2012-08-09 15:07 | 和物 着物 帯
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